価値を提供できないと価格競争に飲み込まれ疲弊してしまう。
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薄利多売の場合にはめざす方向が違うと思うので、
当てはまらないと思いますが。
安売り競争に巻き込まれたくない人に向けて書いていきますね。
ECで学んだ考え方ですが、
Web制作や、人との関わりなどにもあてはまるところがあるかと思います。
1.商品価値
良いもの、こだわって作ってるもの、手間がかかっているもの、
これらはどうしても価格が高くなってしまいます。
その分スペック、クオリティが高かったり、おいしかったり、身体に安全だったりします。
ただ世の中のお店は、価格だけ伝えている場合が多いです。
お客さまには高いからいいものなんだろうと勝手に想像してもらえるかもしれない。
ただそれは価格が高いだけの価値を、認識してもらっているわけではないのです。
例えば、
・ 生産者がどんなこだわりを持って作っているとか。
・ どれだけ厳しい基準で選別しているとか。
・ どれだけ希少なものなのかとか。
・ 今年、今、どうしてそれが美味しいのかとか。
・ これをあえてやる理由は何なのかとか。
そういった価値をしっかりと伝えて、
「ああそれならば」と納得して買っていただくことが大事なんです。
2.商品以外の価値
商品以外にも価値を持たせることができます。
例えば、
・ 居酒屋で刺身の盛り合わせを頼んで。
でも残ってしまったのを見た店員さんがそれをカルパッチョにして出したとか。
・ パスタ屋さんで、いつもより料理が出るのに時間かかるときにサラダをサービスするとか。
席を移動していただいた方に食後にデザートサービスするとか。
・ 農家の方の手書きのメッセージとか。
・ CSの対応クオリティのアップとか。
自分がされたら「おお!」「すごい!」「また来たい!」とかって思っちゃいますよね。
そう感じさせることができたら、お客さまはまた来てくれるんです。
ちょっと前ですが、
一緒に遊んだ友達から写真をもらったときに
ただ写真を渡すだけでなく、
自分だけに対するかなりの長文のメッセージが入っていて、
それにはすごい驚かされました。
自分だけでなく、一緒に遊んだメンバー分それぞれに書いて送っていたのです。
ただ渡すだけでも全然いいのに。
まったく期待していなかったところですし、だいぶインパクトが大きかったですね。
私生活でもそういったことが出来るのは本当にすごいです。
インプットを増やす
ただ、いざそういったことをやろうとしても、なかなか良いアイデアは出てこないもの。
そんな時は、いろんなところに行ってみて意識してサービスを体験するのが良いです。
それは、
・ ちょっといいホテルに泊まった時とか。
・ 某テーマパークに行った時とか。
・ 人気の居酒屋に行った時とか。
・ タクシーに乗った時とか。
いろんなところで気づきがあると思います。
インプットをためて、素敵なサービスをアウトプットできるようになりたいものです。
3.最後に
その商品、サービス、自分のスキルなど、
そういった価値を相手にしっかり伝えることで、
納得していただいて、ちゃんと対価を払っていただけると思います。
もちろん、その価値に見合ったものを出すのは大前提ですが。
そうすることで、信頼が生まれ、
買い叩かれることもなくなり、
しっかりした仕事をやっていくことができると思います。
そうでないと、
安くしないと売れなくなったり、
「なんでこんなに高いんだ!もっと安くしろ!」と言われたり、
どんどんつらい状況になってしまいます。。
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