植物の水やりの量がなぜ曖昧な書き方なのか考えてみた
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初心者的には「たっぷりと」「湿る程度」とかの表現が、実際どのくらいの量なのかわからず、なぜ具体的な量を書いてくれないんだと不満でした。
けど今思うと、色々な要素があるので、そういった表現になってるのがわかったような気がしています。
その理由と思われるものを書いてみようと思います。(水やり半年ほどの初心者の考えですw)
植物
そもそもの種類、サイズの大小や、実生か現地球、発根か未発根か、葉っぱの数など、色々な差で適切な水の量が変わってきます。
土
土がどの程度保水するのかでも、水のあげる量や頻度を変える必要があります。
保水する土だと根が腐ったり、逆だと頻繁に水をあげたりしないといけなかったりします。
たぶん、根っこに対しての土の量の割合でも変わります。
風通し
生育にも重要な風ですが、土の乾燥にも影響します。
室内の場合、扇風機などで一定に保つと1つ条件を潰せるので良い気がします。
湿度
湿度も土の乾燥に影響します。
湿度が高いと空気中に水分を含みにくいので、乾きにくくなります。
温度
気温や土の温度で乾燥スピードが変化します。空気中に含める水分量も変わります。
また植物の育成にマッチした温度になると、植物が水を吸収するスピードも上がります。
まとめ
ということで、色々な条件がかけ合わさって必要な水の量が変わるので、ざっくりとした表現になってしまうのは仕方なくて。
それを目安に植物の様子をみながら、自身の育てている環境にあった、適切な量をつかんでいくのが大事なのかなと思っています。
乾燥に強い多肉植物(コーデックスなど)は、少し水を切らし気味に育てる方が安心な気もしてます。
ちょっと水が足りないのはすぐ回復しますが、根腐れのほうが取り返しがつかないかもしれないので。
ちなみにアガベは強いらしいく、腐りにくいようです。
水を欲しがってる様子の例
グラキリスは、胴体が目に見えてしぼんできたり、触るとぷにぷにしてきます。
アガベは、下葉にシワが寄ってきます。
オトンナクラビフォリアやケラリアピグマエアなどの葉が丸くなるやつは、葉っぱがしぼんできます。
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